ocnの固定ipサービスで知っておくべきメリット・デメリット!

NTTのフレッツ回線をベースとしたocnのグローバル固定IPサービスは、利用料が高額にも拘わらず全国で人気なのには理由があります。それはocnならではの優れたメリットがいくつもあるからです。

最も役に立つメリットとしては、OCN 光「フレッツ」IP8プランやOCN 光「フレッツ」IP16プランを利用して、社内にサーバーを設定して、セキュリティの高いVPN環境を構築できることです。これによって社員は皆、外出先からでも社内の情報を自由に共有することができます。
しかも出先にはコンパクトなノートパソコンやスマホ・タブレットを持っていくだけでOKです。出先からファイルのチェックやデータの書き換え・修正もできるので、仕事の効率が数段アップするでしょう。

またWebカメラの設定も大きなメリットです。
リモートコントロールのカメラ監視が可能です。無人の倉庫や工場の監視カメラとして利用でき、リアルタイムで情報収集をしつつ、作業機械と併せて無人のリモート作業ができるようになります。

もちろん、VPN構築によって確実にアクセス制限ができます。
第三者の侵入をシャットアウトする能力も高いので、情報漏洩やハッキングによる作業妨害などのリスクを軽減してくれます。それから個人や会社のサーバーでWEBサイトが運営できます。
これでドメインを購入する必要もありません。情報系の企業にはメリットが大きいでしょう。

ただし注意すべきデメリットもあります。ocnでは固定IPがオプションサービスとなっていて、通常の回線費用と別途に、固定IP使用料金が加算されます。ランニングコストが嵩みますので、事前に費用対効果を計算しておくと良いでしょう。

また、いくらセキュリティ対策が整っているとはいえ、絶えずオンライン上に情報が保管されているので、ハッキングなどの不正アクセスのリスクも考えなければいけません。
ocnでも効果的なセキュリティ対策サービスを提供していますが、ユーザーも自己管理で対応する必要があるでしょう。

このようにメリット・デメリットを十分に理解した上で、効果的に固定IPアドレスを利用するようにおすすめします。